会社を病気、事故等の理由で退職したあとに、収入がなくなり、そうなった場合の、松戸での国民健康保険の軽減(減免)措置に関する手続きがわかりましたので、ご説明いたします。
なお、状況としては、病気、事故等の理由で、すぐに新しい勤務先を見つけることができない状態とします。
松戸市役所での最初の手続き
職場を去られた時に残された健康保険の加入は、元の職場での健康保険の任意継続をするか、国民健康保険にするか、二者から選択することとなります。
これは元の収入がいくらあったかによって、損得はありますが、軽減措置をしているのは、市で加入できる国民健康保険のみです。
どちらが安いか、就職の見込みが今後どうなるのかを検討してどちらかに入る必要があります。
また、軽減措置が得られる正当な理由があるか否かにもよります。
もし、あなたが、非自発的失業者とはっきり認識してもらえるのなら、例えば、解雇や倒産や、特定理由離職者と判定できるのなら、軽減の可能性が大きいです。
この段階でどちらの保険に入るかお悩みでしたら、まずその状況で軽減措置が得られそうか市役所に確認しにいきましょう。
また、国民健康保険に入ると決めていたら、その手続きをしにいき、軽減措置の手続きを確認しましょう。
後者のケースで、情報がありましたので、ここではご紹介します。
まず、市役所側では、軽減措置をするためには、
で説明している通り、離職理由コードが必要になります。
そのため、ハローワークに行く必要があります。
ハローワーク松戸での手続き
離職理由コードをもらうには、松戸の伊勢丹のそばのハローワークに出向き、退職する職場からもらった、離職票を提出して、雇用保険受給者資格者証をもらう必要があります。
ところが、あなたは病気か事故ですぐに新しい職場を見つける活動ができないため、「受給期間延長申請」を出すことになります。
このため、ハローワークでは、「松戸市役所の方で必要」といっても、離職理由コードを記載した書類は出すことができないのです。
このやり方は、もしかしたら変更される可能性もあるので念のため聞いてみてください。
よって、ハローワークでは、「受給期間延長申請」のみ手続きしてください。
松戸市役所での次の手続き
松戸市役所に戻り、離職理由コードが貰えない旨を説明すると、軽減措置の申請のみは受け付けてもらえます。
丁寧に、あなたの困っている状況を説明してみてください。
その場ではすぐ回答をもらえなく、「軽減措置が承認された時のみ通知がきます。承認されない場合は通知はありません。」と説明されるはずです。
なお、この話はハローワークに行く前にしてみて、「今の現状では離職理由コードはもらえないはずなので申請できませんか?」と聞いてみて、許可してくれると手間が省けますので、ぜひ尋ねて見てください。
また、離職理由コードがないとしても、自分で想定したコードになるか否かはハローワークの判断も入ってきますし、また松戸市役所の判断も入ってきて、必ずしも杓子定規には決まりません。
状況、説明次第では、自分に有利になることもあると思いますので、正直に丁寧に説明するのが良いと思います。(自分で勝手にだめな方に判断しないこと....結構松戸の行政はやさしいです....)
まとめ
会社を病気、事故等の理由で退職したあとに、収入がなくなり、そうなった場合の、松戸での国民健康保険の軽減(減免)措置に関する手続を説明しました。
ここに書いたとおり、本人が病気等で対応できない場合は、代理人による対応もできると思いますので、ぜひ検討してみてください。